虫歯の危険度やリスクの高い人は必見!【歯科医師監修のチェックリスト】|つむぐ歯科・こども歯科|北野田駅の一般歯科・小児歯科

〒599-8123大阪府堺市東区北野田470-2
072-236-0269
WEB予約
ヘッダー画像

歯科コラム

虫歯の危険度やリスクの高い人は必見!【歯科医師監修のチェックリスト】|つむぐ歯科・こども歯科|北野田駅の一般歯科・小児歯科

虫歯の危険度やリスクの高い人は必見!【歯科医師監修のチェックリスト】

虫歯の危険度やリスクの高い人は必見!【歯科医師監修のチェックリスト】

歯科医師が簡単にできる虫歯リスクのチェックリストをつくりました。

「普段から頑張って歯を磨いているのに、虫歯がよくできてしまう」という方には
ぜひ読んで頂きたいですし
「自分は今まで一度も虫歯ができた事無い!」という方も実はリスクを抱えているかもしれないので

ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

このチェックリストでは当てはまる項目が少ないほど
虫歯のリスクが低い
逆に当てはまる項目が多いほど
虫歯のリスクが高いです。

10項目で
チェック自体は30秒もあれば終わります。
是非やってみてください。

チェックリストの後で
それぞれの項目についての解説をしています。

虫歯のリスクチェックリスト

虫歯には多くの要因があり
今回の項目だけでは完全には判断できないところもありますが
きっと参考になるはずです。
チェックがたくさんついてしまった方は
虫歯予防に力を入れましょう!

当てはまった項目の数
0〜2個→低リスクだが一度歯科医院へ
3〜6個→リスクあり、今は虫歯が無いとしても油断しないで
7〜10個→既に虫歯があると思いますよ。いますぐ歯科医院へ急げ!
(※あくまで目安です)

ではそれぞれの項目についての解説をしていきましょう。

チェック項目の解説

勉強中、仕事中などにだらだらお菓子を食べる

勉強や仕事の時だけに限らず、何かをしている最中にだらだらと飲食してしまう事に心当たりはありませんか?

口の中に食べ物,飲み物が入ってしばらくの間、歯は溶かされています。
ですが溶けてそのまま終わりではなく
何も口に入れていない時間に唾液の力で修復されるのです。

なので
だらだら食べをすると歯が溶けている時間が長くなってしまい、虫歯のリスクが上がるのです。

何かをしている時ついつい口が寂しくなってしまうのはわかります。
だらだら食べをしてしまう事もあるかと思いますが
虫歯予防の観点からは避けた方が良いです。

口呼吸をする

本来人間は鼻で呼吸をする生き物です。
口で呼吸をしていると口が乾きやすく
唾液のもつ緩衝作用(歯を溶かす酸を弱める)や
再石灰化作用(溶けた歯を修復する)が十分発揮されないため
むし歯のリスクが上がってしまいます。

また鼻呼吸を行う事は全身の健康を考えてもとても良いです。
口呼吸は無防備な呼吸法、
鼻呼吸は優れた防御機能を持つ呼吸法
と言われています。

間食が多い

先ほど①で述べた、だらだら食べと同様で
間食が多いと、口に食べ物飲み物が存在する時間が長くなるので
むし歯のリスクを上げてしまいます。
水、お茶、ブラックコーヒー、キシリトールガム(シュガーレス)などは
どれだけ口の中に入っていてもむし歯を作ることはありません。

しかしその他多くの飲食物には注意が必要です。

歯磨きをしないor歯磨きは一日一回

歯磨きの回数と虫歯の関係は
研究や論文でも示されています。
一日に二回以上が望ましいです!

歯周病予防、口臭予防の事も考えて
僕は一日三回の歯磨きをおすすめしています。

フロス、歯間ブラシを使用しない

歯と歯の間の汚れを除去するには
デンタルフロスが必要です。
歯周病予防には歯間ブラシの使用が大切です。

過去に虫歯になった事がある

過去に虫歯になった事がある方は
人より歯がやわらかかったり、
人より虫歯の原因菌の数が多い可能性が高いので
リスクが高いと言えます。他の人より注意が必要です。

歯並びが悪い

歯並びが悪いと
歯ブラシを上手にあてるのが難しかったり
唾液が汚れを洗い流す力が十分に発揮されなかったりするので
虫歯のリスクが上がります。

チョコレートや飴が好き

チョコレートや飴といった食品は粘着性が高く
口の中に長く停滞する性質がある事と
糖質が多いため
虫歯をつくりやすいです。
ネバネバした甘いものには特に注意が必要です!

たばこを吸う

たばこにより唾液量が減少すること、
あとはタバコのヤニ成分が菌増殖を促すので
虫歯リスクがあがります。
禁煙した方が歯だけではなく全身の健康にも良いです。

唾液が少なく口が乾燥している

唾液は体にとってとても重要です。
歯科医師から言わせると
唾液は多くて困る事がないです。
口呼吸の項目で解説した虫歯予防の作用だけではなく
免疫の作用であったり、消化作用もあります。
全身の健康とも関わりが大きいです。

食べ物をよく噛むとたくさん唾液が分泌されます。
食事の際はよく噛んで食べましょう。

 

最後に

今回紹介した事以外にも
他にも色々な事が
虫歯のリスクとして存在します。
1番良いのは歯科医院でしっかり診査をうけてもらい
リスク分析や現状の確認をしてもらう事だと思います。

「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学